新撰組

芹沢暗殺は 新撰組の逸話の中でも 最も暗部にあたるわけで、見ていて けっこう面白かったです。芹沢を庇って 最後まで葛藤していた近藤勇や、その近藤と 芹沢の間に挟まれて 苦悩する斉藤一、因縁浅からず 自ら 芹沢を切ろうとする沖田総司。そして 死を覚悟して 最後の斬り合いを楽しむ芹沢鴨
どこまでが脚色で どこまでが史実か 分かりませんが、ドラマとして 見応えはあったと思います。 藤堂の笑顔が ちょっと不気味だったけど...。
先週、みおさんの感想(id:mint_mio:20040621#1087778406)で  「土方さんと山南さんひどい」 と言っている知り合いがいると書いてあったけど、確かに 客観的に見れば 気に入らないから 暗殺したり・罠にはめて切腹させている訳で、人道的に許されることではないですね。 NHKまでもが さも「正義」のように描いているのは 【勝てば官軍】 という諺の通りであろうと思います。 しかし、幕末に 官軍によって滅ぼされる新撰組が 【勝てば官軍】的 な扱いを受けるというのも皮肉なもんです…。
Sさんは 芹沢を演じる佐藤浩市の大ファンなので、きっと キーキー言いながら 見ていたことだろう。 あの人の場合、地上波で見た後 また これからBSで見るらしいが...。 こんど会ったら 冷やかしてやらねば。