最近の若手JAZZプレイヤー

今、昔なつかしい 渡辺香津美率いる KYLYNのLiveCDを聴いてるんですけどね。 やっぱ スゴイんですよ、プレイが。
録音されたのが1979年ですから もう四半世紀を経過してるにも関わらず まったく色褪せていないです。 Milestoneとか 在関東少年とか聴いてると 異常な位パワーがありますしね...。
実際、この時のツアーは 私も観に(聴きに)行ってるんですが、プレイヤーも観客も 勢いというか エネルギーが溢れてましたもん。 最近のジャズシーンというのは 矢野沙織日野賢二とか 若くて良いプレイヤーが育ってきていて 期待大なんだけど、今イチ パワーが感じられないのが 残念です...。
矢野沙織に関しては 先日のフェスのジャムセッションでも 他の御大プレイヤー達に萎縮気味の感がありましたもん。 仕方ないといえば仕方ないし、ある意味 常識のある若者と言えるかもしれないけど、あの時の中村誠一みたいに ロングトーンでスカシテみるとか わざとフリージャズ調に崩してやるとか ヤンチャして欲しかった気もするんですよねー。 その方が、先輩プレイヤーからも認めてもらえたし 可愛がられたと思う...。 先輩相手に 教科書通りのプレイして どないすんねん?*1 まともに組んで戦って 歯が立たない相手なら、後ろから石を投げつけるとか やってみればいいのに。
このLiveCDでのプレイみたいに ミストーンなんか気にせずに、思いっきり粋のいいプレイをする若手プレイヤーに期待したいなーと 妙に憂いてみたのでしたった...。
 KYLYN LIVE

*1:というか、萎縮して ただの音の羅列になってしまっていて フレーズの組み立てとかは 全然NGだった...^^;