村治佳織/トランスフォーメーション

sarajam2004-07-20

村治佳織のCDがリリースされたので、さっそく購入しました。
今作は デッカへ移籍しての第一弾CDになります。 ライナー(?)はCDジャケットと一体になっており、表紙サイズで全12ページ。 うち4ページが 村治本人の撮影した写真と散文になっており、なかなか趣のある感じに仕上がってました。
肝心の演奏ですが、冒頭にビートルズの曲がまとめてあり 誰でも とっつき易い冒頭部になっています。 また最後2曲では スティングのバックギターとして知られるドミニク・ミラーと共演するなど、今まで以上に 親しみやすい内容のCになっていると思います。
村治佳織という人は 一般に " 美人ギタリスト " として認知されていますが、演奏だけ聴いても たいへん面白く、アタックの強い芯のある音なのに さほど力強さ・激しさを感じさせない、ある意味 不思議なギタリストだと思います。 アポヤンドのところでも " 強さ " よりも " 華やかさ " を感じさせられるのです...。
この辺は ナマで聴いてみないと なんとも言えないので、10月のリサイタル待ちということにしておかねば。。。
 Transformations